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マイクロペインティング(細密画) 画像

マイクロペインティング(細密画)

マイクロペインティングは細密画とも呼ばれる独特の技法です。その名のとおり、1/10 mm の単位に及ぶことも多い極小のキャンバスに描かねばならないところに本質的な難しさがあります。アーティストは、最も細い線が描けるよう毛が 1 本だけの超極細筆を使って輪郭を描き、非常に細かい絵に仕上げます。完成度を高めるには幾重にもペイントを重ねる必要があるうえ、しっかりと色を定着させるためには十分に乾かす工程が欠かせません。モチーフ、文字、あるいは特別な色を選び、それぞれのお客様に合わせたマイクロペインティングを施すことで、ほかにはないそのお客様だけの時計に仕上げます。

年当時の世界地図

1791

 

プラネタリウム トライアクシャルには手描きの地球儀が組み込まれており、その地図に描かれているのはジラール・ペルゴが創業された 1791 年当時の知見による世界です。ムーンフェイズのディスクにも、この地球儀に着想を得たマイクロペインティングが施されています。

時間のマイクロペインティング作業

14

 

コスモス インフィニティ エディションの天球儀と地球儀のマイクロペインティングには合計で 14 時間が必要です。球状の表面に細密画を施すのは通常の細密画よりさらに難しく、双眼ルーペで視覚的に確認できなければ、特に図柄の配置や仕上げに苦労します。しかしその分、このような骨の折れる作業が終われば、艶やかなブラックオニキス製の天球儀や地球儀にピンクゴールドのペイントで描かれた星座や大陸が美しく浮かびあがります。

本の毛

1

 

マイクロペインティング技法を用いて図柄を仕上げるための極細の筆はただ 1 本の毛で作られています。天然毛を使った一般的な筆は、通常、十分に絵具を含ませて鮮明な線を描くためにやや細めになっています(毛が 5 から 10 本)。