Geneva Watch Days - Tourbillon with Three Flying Bridges
30.08.2021

Geneva Watch Days - Tourbillon with Three Flying Bridges

過去への架け橋、未来への展望

この度、ジュネーブ ウォッチ デイズで最新作を発表できることを非常に嬉しく思います。スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンは、長きにわたって追求されたジラール・ペルゴのデザイン哲学を踏襲しつつ、新しい魅力を備えたフラッグシップ モデルです。

トゥールビヨン ムーブメントに目に見えない地板を取り付けることで、当社の開発チームは非常に複雑な構造を簡略化する技法を習得し、美しさと機能の概念を常に押し広げています。

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手作業で仕上げる技法

スリー・ゴールドブリッジは、小さな柘植材の工具を使用し、専門の職人が個別に入念に面取りを施しています。柘植は、ライトイエローないしレモンイエローの色をした硬い木材で、驚くほどの硬さと木目の細かさが特徴です。昔は、彫刻、印刷、鋳型の作製などのために広く使われていました。他に類を見ないほど木目が細かいので、非常に小さな細部の表現も可能です。

 時計製造の専門知識の強力な融合

トゥールビヨンの目的は、重力による影響を相殺すること、つまり時計が垂直位置に置かれた場合の歩度の誤差をなくすことです。毎分 1 回転するケージ内に調速機構を収めることで、さまざまな垂直位置が組み合わされ、互いに補正されます。完全自社製ムーブメント、キャリバー 9400 には、合計重量わずか 0.250 グラムの 79 個の部品からなるトゥールビヨン機構が組み込まれています。ジラール・ペルゴの時計師は、独特な竪琴の形をしたケージを設計しました。その構成部品は、繊細なヘアライン仕上げと角の面取りを交えて慎重に手作業で研磨され、工程の最後で最終的に鏡面ポリッシュ仕上げが施されます。

特許取得済み技術を用いたマイクロローター

マイクロローターは、1958 年に初登場したコンパクトな自動巻き上げ機構です。マイクロローターは直径が小さいので、邪魔にならずにムーブメントに組み込むことができます。ジラール・ペルゴの特許取得済みのホワイトゴールド製マイクロローターは、香箱の周囲に巧みに組み込まれた自動機構です。この構成により、最大限のスペースの節約になり、ムーブメントの構造全体を余すところなく眺められるようになります。

マイクロローターは面取りされ、ジラール・ペルゴの鷲(ジラール・ペルゴの自社製ムーブメントに刻まれるホールマーク)が刻印され、円形装飾と繊細なヘアライン仕上げが外側に施されます。

260 個の部品を収めた完璧なケース

ドーム状のクリスタルは、ケースのカーブにあわせ、まっすぐというよりも傾斜しながら、優しくケースを覆っています。カーブした形状により研磨作業はより複雑になりますが、時計の技術的な詳細をすべて明らかにしています。実際、12 時位置の香箱とマイクロローターから 6 時位置のトゥールビヨンまで、メカニズムが宙に浮いているように見え、その美しさに視線が引き寄せられます。この構造は、コンスタン・ジラールの作品へのオマージュです。彼が最初に発表した「スリーブリッジ・トゥールビヨン ポケットウォッチ」の、上から下に向かって明らかになっている構造に敬意を表しています。